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概要:韓国のサムスン電子<005930.KS>が20日、次世代通信規格(5G)に対応し、折り畳み可能なスマートフォン「ギャラクシーフォールド」を公開した。4月26日から1980ドル(約22万円)で売り出すとイベントで明らかにした。 折り畳んだときのディスプレーサイズは4.6インチ(11.7センチ)、開くと7.3インチ(18.5センチ)に拡大する。 サムスン電子は、折り畳み可能な大画面という目新しい機能とプレミアム
[サンフランシスコ 20日 ロイター] - 韓国のサムスン電子(005930.KS)が20日、次世代通信規格(5G)に対応し、折り畳み可能なスマートフォン「ギャラクシーフォールド」を公開した。4月26日から1980ドル(約22万円)で売り出すとイベントで明らかにした。
折り畳んだときのディスプレーサイズは4.6インチ(11.7センチ)、開くと7.3インチ(18.5センチ)に拡大する。
サムスン電子は、折り畳み可能な大画面という目新しい機能とプレミアムフォンとして初の5G対応といった2つの面で、スマホ技術を巡る競争の主導権を握ろうとしている。アナリストはアップル(AAPL.O)が5Gに対応するのは2020年以降になるとみている。
ギャラクシーフォールドは、価格面でもサムスンとアップルの現行の最上位機種の倍近くと、スマホの価格の概念を覆すような料金設定となっている。
ムーア・インサイツ・アンド・ストラテジーの創業者パトリック・ムーアヘッド氏は、新たな折り畳み式端末はサムスンが市場の首位を維持するのを後押し、過去5年間ほぼデザインに変化がなかった端末の買い替えを促す可能性があるとの見方を示した。
同氏は、サムスンとアップルは高級スマホ市場で首位争いを繰り返してると指摘。「今回はサムスンが革新でトップを奪回するチャンスだと思う」と語った。
また、1980ドルからという高価格にもかかわらず、サムスン製品のファンには購入したいという声も聞かれた。
インドからサンフランシスコのイベントに参加したNavneet Kumar Singhさんは「インドでのフラッグシップモデルの価格はやや高い」と指摘した上で「お金をかければ、違った体験ができる」と語り、発注に意欲的な姿勢を示した。
サムスン電子は、ワイヤレスヘッドフォン「ギャラクシーバッズ(Galaxy Buds)」(無線充電付き)など、アップルに対抗するアクセサリー製品も公表した。
新型ギャラクシーは、電話機の裏側にアクセサリーをセットすれば、ヘッドフォンや新型スマートウオッチの無線充電が可能になるという。
新型ディスプレーに対応した人気アプリの特別版製作に向け、フェイスブック(FB.O)やアルファベット(GOOGL.O)傘下のグーグル、マイクロソフト(MSFT.O)と取り組んでいるとも説明した。
折り畳み式とともに、サムスン電子は「ギャラクシー」シリーズに新型カメラや5G版を追加した。
折り畳み式でないギャラクシーシリーズ(5G対応除く)は3月8日から発売する。価格は「S10+」が1000ドルから、「S10」は900ドルから、より小型の「S10e」は750ドルからとなっている。
*円換算を追加しました。
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