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概要:米国株式市場は値動きの荒い展開の中、続落して取引を終えた。小売企業の決算が好調となる中、電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>株が値下がりし、相場を圧迫した。S&P総合500種はこのところの上昇を受けて重要な節目水準が意識された。
米国株式市場は値動きの荒い展開の中、続落して取引を終えた。小売企業の決算が好調となる中、電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)株が値下がりし、相場を圧迫した。S&P総合500種はこのところの上昇を受けて重要な節目水準が意識された。
米中通商協議を巡る懸念も重しとなった。ポンペオ米国務長官は、通商合意が満足のいく内容とならなければトランプ大統領に受け入れる意向はないとした上で、米政府は引き続き合意形成に向けて注力するとの見解を示した。
S&P総合500種は、米中通商合意への期待や米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを行わないとの見方を背景に今年に入って11%上昇している。
チェリー・レーン・インベストメンツのパートナー、リック・メクラー氏は「市場がこれほど上昇していることを踏まえると、投資家は今後もさらに上昇すると思えるきっかけとなるイベントがない限り、急いで多くの資本を新たに投入することはしないだろう」と指摘した。
投資家はS&P総合500種が2800を突破できるかどうかに注目している。同指数は、数営業日にわたってこの水準近辺で取引されている。
プルデンシャル・フィナンシャルの首席市場ストラテジストクインシー・クロスビー氏は「S&Pは重要な節目近辺にあり、市場が減速し、一服してミクロやマクロを考慮し、良いニュースを吸収しているのは健全なことだ」と指摘した。
S&Pの主要11セクターではS&P電気通信サービスセクター.SPLRCLが上昇を主導した。一方、工業セクター.SPNYは最大の下落率となった。
一般消費財セクター.SPLRCDは0.2%高。百貨店コールズ(KSS.N)が7.3%、小売大手ターゲット(TGT.N)が4.6%、それぞれ上昇し、同セクターの上げを主導した。両社はともに2019年の利益見通しが市場予想を上回った。[nL3N20S464]
GEは4.7%急落。インダストリアル関連のフリーキャッシュフローが今年マイナスになるとの見通しが嫌気された。[nL3N20S4BA]
保険仲介サービスのウィリス・タワーズ・ワトソン(WLTW.O)は5.2%値上がり。エーオン(AON.N)がウィリス・タワーズ買収に向け、初期段階の協議を行っていると明らかにした。エーオンは7.8%急落し、S&P総合500種を圧迫した。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.02対1の比率で上回った。ナスダックでも1.33対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約69億株。直近20営業日の平均は73億株。
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