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概要:米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場の意表を突いて年内の利上げ見送りを示唆したことで、債券市場でリセッション(景気後退)のシグナルが点灯に近づいた。こうした中で既にそうした動きの反転を見据えているトレーダーもいる。
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands in Washington, D.C.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場の意表を突いて年内の利上げ見送りを示唆したことで、債券市場でリセッション(景気後退)のシグナルが点灯に近づいた。こうした中で既にそうした動きの反転を見据えているトレーダーもいる。
10年物米国債利回りが21日に一時2.50%を下回ったため、3カ月物との利回り格差(スプレッド)は2007年以来の小ささになった。FOMCによる20日の声明発表前、スプレッドは15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)強だったが、金利見通しの変化を受けて「ゼロ」まであと4bpに迫った。
逆イールドは不況を正確に予測する指標だと広く考えられている。BMOキャピタル・マーケッツは長短金利が逆転する可能性が高いとみている。逆イールドが多くのアナリストの視野に入っている今、その次の大きな流れへの注目も高まり、一部のトレーダーは「その先」を読もうとしている。短期の利回りが急低下し、イールドカーブが再びスティープ化するというシナリオだ。
金融当局が景気見通しに自信を失いつつあり、利下げを再開する必要があるという兆候が出れば、そうした動きが促されることになる。市場は「テーマ別のブルスティープニングが始まる時期に近づいており、その時期を予測するのが19年に投資家が直面する最も重要な判断の1つになるだろう」とBMOの金利ストラテジスト、ジョン・ヒル氏は言う。
実際、スティープ化は既にカーブのある部分で見られる。緩和サイクルが近づいているとの観測から20日には5年債利回りが30年債利回りよりも大幅に低下し、スプレッドは17年11月以来最大になった。
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