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概要:22日の米国株市場ではS&P500種株価指数が小幅続伸。薄商いの中、一連の米企業決算発表に備える展開となった。米国債は下落、原油相場は大幅続伸。
A monitor displays stock market information outside the Nasdaq MarketSite in the Times Square neighborhood of New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
22日の米国株市場ではS&P500種株価指数が小幅続伸。薄商いの中、一連の米企業決算発表に備える展開となった。米国債は下落、原油相場は大幅続伸。
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構成銘柄の大半が下げたものの、S&P500種は小幅な上昇を確保し、過去最高値まであと約1%で終えた。原油高を背景にエネルギー株が上昇した。一方、3月の米中古住宅販売件数が市場予想を上回る落ち込みとなったことから、不動産銘柄は下落した。
S&P500種株価指数は前営業日比0.1%高の2907.97。ナスダック総合指数は0.2%上昇。ダウ工業株30種平均は48.49ドル(0.2%)下げて26511.05ドル。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.59%。
ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。一部の国・地域に対してイラン産原油の禁輸から適用除外としている措置を延長しないとトランプ米政権が表明したことを受け、6カ月ぶり高値となった。イランは米国の発表に対し、世界の原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖を警告した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は1.70ドル(2.7%)高の1バレル=65.70ドルで終了。同限月はこの日が最終取引日となった。ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.07ドル上げて74.04ドル。
ニューヨーク金先物相場は小反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%高の1オンス=1277.60ドル。米・イラン間の緊張の高まりが金の逃避需要を押し上げ、前営業日に付けた年初来安値からやや持ち直した。
決算発表シーズンが本格化する中、主要金融当局のハト派傾斜が世界経済の成長率を十分押し上げ、業績が悪化した場合の影響を打ち消せるかどうか、投資家は見極めようとしている。
元メリルリンチのトレーダーで、市場分析のニュースレター「セブンズ・リポート」を創設したトム・エッセイ氏は、「S&P500種の過去最高値更新には、別の材料が必要になる」と22日の顧客向けリポートで指摘。先週は良好な中国経済指標、米中貿易の「進展」、平均インフレ率に関する米金融当局のハト派的見解といった材料があったにもかかわらず株価急伸には至らず、「こうした好材料が金融市場に織り込まれたという事実を反映している」と説明した。
今週の注目材料としては、相次ぐ大手ハイテク企業の決算発表や、1-3月(第1四半期)の米国内総生産(GDP)などがある。
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