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概要:配車サービス最大手の米ウーバー・テクノロジーズが株式公開するほんの数日前、著名なファミリーオフィスがシンガポールで主催したプライベートイベントに参加してみた。
The cast of “Crazy Rich Asians”
Photographer: Emma McIntyre/Getty Images North America
Photographer: Emma McIntyre/Getty Images North America
配車サービス最大手の米ウーバー・テクノロジーズが株式公開するほんの数日前、著名なファミリーオフィスがシンガポールで主催したプライベートイベントに参加してみた。
ファミリーオフィスとはつまり、富裕層向けの個人資産運用だけを手掛けるブティック型の運用事業体だ。ゴールデン・エクエーター・グループが開いたこのイベントには、20代から90代までの起業家やベンチャーキャピタリスト、ポートフォリオマネジャーと多彩な面々が集まった。
上品なイベントでスピーチした1人は私が3年前に知り合ったスタートアップ企業創業者だった。若くしてソーシャルメディアのプラットフォーム成功させ、運営している。両親が住む大邸宅が映画「クレイジー・リッチ!」で使われたと教えてくれたこの経営者は、息子である自分のビジネスモデルを受け入れなかった実業家の父親との不和について率直に語ってくれた。
他の参加者が警鐘を鳴らしていたのは、変化に対応する準備をしていなければ、アジアの大富豪たちには悲惨な結果が待ち受けているということだ。ホストを務めたゴールデン・エクエーターの最高経営責任者(CEO)、シャーリー・クリスタル・チュア氏が示したのは一族が創業した事業を次の世代まで引き継ぐ難しさを示すデータだ。3世代目までにはなんと9割がうまくいかなくなるという。「私たちがこの数字を書き換える必要がある」のだと同氏は語った。
ソフトバンクグループの創業者、孫正義氏の弟でテクノロジー分野への投資家としても知られる孫泰蔵氏によれば、1つのやり方は資産家に知恵を貸し、新旧の投資家が協力することだ。そしてどのようにして見込みのあるスタートアップと資産家一族を連携させることができるのかについて説明してくれた。
私のテーブルに集まった若いイベント参加者たちは、テクノロジー投資をしたいと強く思っているが、どうすればいいのか常に分かっているわけではないと語った。自分の家族はベンチャーキャピタルに資金を提供することで、有望なスタートアップについて学ぼうとしていると話してくれた男性もいた。ウーバー上場後の株価低迷が、東南アジアのこうした投資熱を冷ましてしまうのかどうかはまだ分からない。
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