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概要:米資産運用会社レッグ・メイソンは、スタッフの約12%に相当する120人を削減し、執行委員会を縮小する。同社は数日前にアクティビスト(物言う投資家)のネルソン・ペルツ氏を取締役に迎えることを明らかにしていた。
米資産運用会社レッグ・メイソンは、スタッフの約12%に相当する120人を削減し、執行委員会を縮小する。同社は数日前にアクティビスト(物言う投資家)のネルソン・ペルツ氏を取締役に迎えることを明らかにしていた。
ジョゼフ・サリバン最高経営責任者(CEO)は23日付けのスタッフ向け文書で、コスト削減策が「持続的成長に不可欠だ」と説明した。
資産運用会社は手数料への前例のない圧力やテクノロジー投資などの課題を抱え、従業員の規模に照準を合わせている。ブラックロックとステート・ストリート、AQRキャピタル・マネジメントもここ数カ月に人員削減を発表。レッグ・メイソンは2月に再編計画を発表したが、具体的な人員削減規模は明かしていなかった。
同社広報担当のメアリー・アスリッジ氏によると、削減対象のうち約100人は米国在勤スタッフで、残りは欧州とアジアの従業員になるという。
サリバンCEO直属の執行委員会メンバーは8人から4人に縮小される。
レッグ・メイソンは21日、ペルツ氏率いるトライアン・ファンド・マネジメントが4.5%の株式を取得し、ペルツ氏とトライアンの他の代表2人がレッグ・メイソンの取締役会に入ることを明らかにしていた。ペルツ氏は「大幅なコスト削減」など3つの最優先事項を掲げていた。
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