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概要:欧州中央銀行(ECB)は、市中銀行への融資で一部のジャンク級(投機的水準)債券を担保として受け入れることを決めた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で格下げリスクにさらされている、ユーロ圏の最も脆弱(ぜいじゃく)な国々を守ることが目的。
欧州中央銀行(ECB)は、市中銀行への融資で一部のジャンク級(投機的水準)債券を担保として受け入れることを決めた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で格下げリスクにさらされている、ユーロ圏の最も脆弱(ぜいじゃく)な国々を守ることが目的。
ECBの政策当局者は22日夜のテレビ会議後、今月7日時点で投資適格級で少なくとも最も低い水準の格付けを維持していた債券については担保として認める方針を発表した。24日にはS&Pグローバル・レーティングがイタリアの信用格付けのレビューを行う予定となっている。
新型コロナ対応に伴うコスト増で、一部のソブリン債や社債が近いうちに格下げされるとの観測に投資家は揺れていた。資金繰りの厳しい企業が生き残りに必要な与信にアクセスする能力を制限する恐れがあった。
今回ECBが決めたのは2021年9月までの措置で、「適切な」ヘアカット(担保価値の削減率)が適用される。対象債券は新たな格付けが「BB」以上を維持する限り、要件を満たす。
ECBの発表文が言及しているのは担保のみで、ジャンク級債券が資産購入プログラム向けにも受け入れられるのかどうかには触れていない。
S&Pの現在のイタリア格付けは投資適格級で下から2番目の水準にあり、見通しは「ネガティブ(弱含み)」。ムーディーズ・インベスターズ・サービスも5月にイタリア格付けのレビューを行う予定。
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