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概要:[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が5日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比3.51%増で、第2・四半期の7.07%から鈍化した。新型コロナウイルスの感染抑制のた
[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が5日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比3.51%増で、第2・四半期の7.07%から鈍化した。新型コロナウイルスの感染抑制のための行動制限が重しとなり、ロイターがまとめたアナリスト予想の3.76%を下回った。
コロナの感染急増を受けて、インドネシア当局は7月から8月にかけ厳格な制限措置を導入。この影響で、GDPの半分以上に相当する民間消費は1%増にとどまり、第2・四半期の6%増から減速した。
一方、コモディティー(商品)価格の上昇を背景に、輸出は力強さを維持し、GDP拡大への寄与が最大となった。
DBSのエコノミスト、Radhika Rao氏は「第3・四半期はおそらく、今年の景気の底だったのではないか。(新型コロナの)感染者数が減少しワクチン接種も進む中で各種制限が緩和されており、第4・四半期には成長率が上向くと予想している」と語った。
8月末にコロナ規制が段階的に緩和されたことを受けて、より最近のデータでは景気回復が勢いを取り戻しつつあることが示されている。
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