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概要:[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が9日発表した12月の貿易統計は、輸出入が予想外に増加した。原材料不足は続いたが、引き続き大量の受注を確保した。 輸出は季節調整済みで前月比0.9%
[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が9日発表した12月の貿易統計は、輸出入が予想外に増加した。原材料不足は続いたが、引き続き大量の受注を確保した。
輸出は季節調整済みで前月比0.9%増の1170億ユーロ(1335億8000万ドル)。市場予想は0.2%減だった。
輸入は4.7%増の1100億ユーロ。市場予想は1.5%減だった。
VPバンクのチーフエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は「供給の不足が重しになったが、輸出のバランスシートは驚くほど良好なようだ。大量の受注があり、業務に不足はない」と述べた。
同氏は、供給制約が緩和すれば、輸出が急増すると予測。今年の輸出はウクライナ情勢にも左右されるとし、ドイツの輸出機械はロシア産の石油・ガス・金属がなければ、一部しか機能しないとの見方を示した。
Hauck Aufhaeuser Lampe Privatbankのアレクサンダー・クルーガー氏は「輸出増加で四半期の好調な輸出に花を添える形となった。製造業は大量の受注を確保しており、一段の輸出拡大の土台となるだろう」と述べた。
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