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概要:住友生命保険は、一般勘定資産の2022年度運用計画で、為替ヘッジ付き外債を数千億円規模で減らす一方、オープン外債を数千億円規模で積み増す。国内債券は、25年の経済価値ベースの資本規制導入を前に金利リスク削減のため超長期国債などに投資するが、償還が多く、ネットでの残高は減少を見込む。
ロイター編集
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[東京 26日 ロイター] - 住友生命保険は、一般勘定資産の2022年度運用計画で、為替ヘッジ付き外債を数千億円規模で減らす一方、オープン外債を数千億円規模で積み増す。国内債券は、25年の経済価値ベースの資本規制導入を前に金利リスク削減のため超長期国債などに投資するが、償還が多く、ネットでの残高は減少を見込む。
住友生命保険は、一般勘定資産の2022年度運用計画で、為替ヘッジ付き外債を数千億円規模で減らす一方、オープン外債を数千億円規模で積み増す。写真は2009年7月、都内で撮影(2022年 ロイター)
藤村俊雄・執行役員運用企画部長が26日、運用方針説明会で明らかにした。
このうち国内債券は、国内金利リスクの削減を目的に超長期国債への投資や金利スワップの活用を実施する。ただ「昨年度は年度末にかけての金利上昇局面で計画を前倒しして追加購入を行った」(藤村氏)ことや、国債の償還が多いことから、残高としては1000億円程度の減少となる見通し。
超長期国債への投資について、藤村氏は「30年、40年といった超長期金利が1%台半ばとかに上昇してくれば投資妙味は増す。そうなれば積み増しも考えたい」と述べた。26日時点の新発30年国債利回りは0.980%、同40年債利回りは1.075%。
外国債券のうち、為替リスクをヘッジしないオープン外債は、米国の利上げ局面で収益向上が見込まれるとして、数千億円規模で積み増す計画。これには、ヘッジ付き外債からの資金シフト分も含まれる。また円高などのリスクに備えて、適宜ヘッジポジションの構築・維持も行う。
一方、ヘッジ付き外債は、外貨建てクレジットへの投資を拡大するものの、ソブリン・準ソブリン債の償還や、オープン外債への資金シフトにより、残高を数千億円規模で圧縮する。
国内株式は、中長期的に成長が期待できる銘柄への投資や入れ替えを進めるほか、相場変動のタイミングを捉えて中期的に割安と考える水準で投資することで、1000億円程度の増加を見込む。株価下落リスクに備えたヘッジポジションの拡充も検討する。
外国株式は、ファンド形態でスプレッドの乗った外国社債やオルタナティブ資産に投資するものも含めて、数千億円程度残高を積み増す計画。
同社では、22年度の新規資金を3000億円程度と見込む。
住友生命の一般勘定の資産残高は、12月末時点で35兆8158億円。うち外貨建て資産は12兆4159億円(34.7%)。
2022年度の相場見通し(レンジと年度末)は以下の通り。▼はマイナス
日本国債10年物利回り ▼0.05―0.25% (年度末0.15%)
米国債10年物利回り 2.00―3.50% (年度末2.75%)
日経平均株価 2万5500―3万2500円 (年度末2万9000円)
NYダウ 3万─3万8000ドル (年度末3万5000ドル)
ドル/円 120―135円 (年度末125円)
ユーロ/円 125―150円 (年度末140円)
(植竹知子)
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