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概要:[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は9日の記者会見で、ウクライナが次の冬に備え、EUのガス共同購入に参加すると発表した。自国産のガスに加え
[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は9日の記者会見で、ウクライナが次の冬に備え、EUのガス共同購入に参加すると発表した。自国産のガスに加え、20億立方メートルのガスを調達する。
EUはロシア産ガスの代替に向け、冬季の最大需要を見据えて備蓄に動いており、加盟国の意見を取りまとめ、ガス共同購入で合意を目指している。
欧州委のシェフチョビッチ副委員長は8日にガス供給業者と協議。欧州のガス再液化能力を現在の1780億立方メートルから来年には2270億立方メートルに拡充する見通しを示した。
ウクライナは共同購入への参加でガス不足の回避が可能になる。同国は、発電にはほぼガスを使わないが、暖房や工業分野の燃料はガスに頼っており、ロシアがインフラに被害を与えた場合には影響を受ける。
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