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概要:新興企業向け融資大手の米銀シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻の影響が世界中に広がり始めている。
新興企業向け融資大手の米銀シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻の影響が世界中に広がり始めている。
カリフォルニア州のベイエリアではスタートアップ企業の創業者たちが資金調達や従業員への支払いを巡り動揺。不安はカナダやインド、中国にも波及し、英国ではSVB・UK部門の破産手続きが申請される見込みだ。同部門は既に取引を停止しており、新規顧客を受け入れていない。11日にはハイテク企業約180社の経営トップらがハント英財務相に介入を求める書簡を送った。
ブルームバーグが確認した同書簡は、「預金の喪失により、同業界が活動不能になり、業界のエコシステムを20年後退させる可能性がある」と指摘。「多くの企業が一夜にして不本意な清算に追い込まれる」と訴えた。
これはほんの始まりに過ぎない。SVBは中国やデンマーク、ドイツ、インド、イスラエル、スウェーデンにも支店があった。創業者らは政府の介入がなければSVBの破綻が世界中のスタートアップ企業を全滅させかねないと警告している。SVBの中国合弁会社であるSPDシリコンバレー銀行は、業務は独立し安定していると説明し地元顧客を落ち着かせようと夜通しで取り組んだ。
ハント財務相は11日午前にイングランド銀行(英中央銀行)総裁と状況について協議。英財務省はスタートアップ企業を対象に預金量やSVB、その他銀行へのアクセスなどを詳しく調査し始めていると事情に詳しい関係者2人は匿名を条件に話した。財務省は調査についてコメントを避けた。
創業者らはSVBに託した預金がどう扱われるのか情報を待っている。英国に拠点を置く教育ソフトウエアの新興企業リングミのトビー・マザーCEOは、自社の現金の85%をSVBに預託しているという。マザー氏はいくつかの口座を移そうとしたが、11日夕方時点でそれがうまくいったかどうか不明で、「われわれにとっては生きるか死ぬかの問題だ」と語った。
アジアのハイテク業界幹部も影響を見極めようと躍起になっている。シンガポールでは、シャングリラホテルで開催されたペンシルベニア大学ビジネススクールの同窓会で金融関係者や起業家たちがこの件に関するニュースを共有。インドのムンバイの会合では、スタートアップ企業の創業者や投資家らはこの話題で持ち切りだった。
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