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概要:[フランクフルト 31日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が31日に公表した7月26─27日の理事会の議事要旨で、政策担当者は9月の利上げを視野に入れると同時に、新たな経済予測が発表されれば追加利上げは必要ないとの主張も出ていたことが分かった。
欧州中央銀行(ECB)が31日に公表した7月26─27日の理事会の議事要旨で、政策担当者は9月の利上げを視野に入れると同時に、新たな経済予測が発表されれば追加利上げは必要ないとの主張も出ていたことが分かった。2022年12月撮影(2023年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[フランクフルト 31日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が31日に公表した7月26─27日の理事会の議事要旨で、政策担当者は9月の利上げを視野に入れると同時に、新たな経済予測が発表されれば追加利上げは必要ないとの主張も出ていたことが分かった。
ECBは7月の理事会で0.25%ポイントの利上げを決定。利上げは9会合連続で、昨夏以降の合計の利上げ幅は4.25%ポイントになった。
議事要旨は「これまでの利上げの累積的な効果が、基調インフレ率を低下させるのに十分強いという説得力のある証拠が得られない場合、9月の追加利上げが必要になる」と指摘。基調的なインフレ率については、成長率が鈍化していたとしても、長期にわたり高どまりする可能性があるとの認識が示された。
一方、一部の政策担当者は、向こう数年間のインフレを抑えるのに十分なほどに政策はすでに引き締められているとし、9月の利上げは必要ないと主張。議事要旨は「9月のECBスタッフ予測でインフレの道筋が2%に向けて十分に下方修正される可能性が高く、9月に追加利上げを実施する必要はないとの主張があった」とした。
このほか、9月の理事会や新たな予測に重点を置き過ぎないよう注意が促されていたことも判明。不確実性を踏まえ、ECBは今後の会合に向けてリスク管理アプローチを採用すべきとの意見が示された。
政策当局者は「オープン・マインド」で9月14日の次回理事会に臨むことで大筋合意。議事要旨から、総じて均衡の取れた討議が行われた様子がうかがわれた。
欧州連合(EU)統計局がこの日に発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年同月比5.3%と、7月と同水準で、予想の5.1%を上回った。一方、食品やエネルギーなど変動の激しい項目を除くコアインフレ率は5.3%と、7月の5.5%から予想通り鈍化した。
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