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概要:ユーロ圏のインフレ鈍化が8月に止まった。利上げ休止に踏み切るかどうか、物価動向を注視している欧州中央銀行(ECB)当局者にとって難しい展開となった。
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2023年8月31日 19:26 JST
8月のユーロ圏CPIは前年同月比5.3%上昇、市場予想は5.1%上昇
2週間後にECB会合、10回連続利上げの可能性も
ユーロ圏のインフレ鈍化が8月に止まった。利上げ休止に踏み切るかどうか、物価動向を注視している欧州中央銀行(ECB)当局者にとって難しい展開となった。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.3%上昇で、7月と同じインフレ率となった。ECBが目指す水準を依然として2.5倍余り上回っている。エコノミスト調査では8月は5.1%上昇と見込まれていた。
変動の激しい項目を除くコアCPIは5.3%上昇と、7月から伸び率が低下した。
8月のユーロ圏消費者物価指数:速報値(表)
2週間後に行われるECB政策委員会の会合では、ユーロ圏の成長モメンタムの減速が物価上昇圧力を十分に抑制し、目標のインフレ率2%を最終的に達成できるかを判断する。その上でコアCPIは特に重要な指標となる。状況によっては、10回連続の利上げによって中銀預金金利を過去最高の4%に引き上げる可能性がある。
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